ヒトノココロ研究所

幽体離脱?異次元への旅

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数日前、不思議な体験をしました。

 

睡眠障害のため、眠ることはできるものの、明け方になり、とても眠りが浅くなりました。ぼんやりと、父と母の死が脳裏をよぎった覚えがあります。

 

その浅い眠りの途中、目が開いていたのか閉じていたのか定かではありませんが、自分の部屋が見えました。しかし、私が見ていたのは、自分の部屋では無かったのです。見慣れた自分の部屋のはずなのですが、私の認識としては、知らない場所に居たのです。

 

「一体ここは何処なのだろう」と考えながら横になっている私の近くを、たくさんの人が忙しなく行き交う気配を感じました。お母さんと小さな子供も居ました。しかし、不思議と恐怖心は微塵もありませんでした。

 

しばらくして、私は何故か「チャンスだ」と思ったのです。その途端、私の体は横たわったまま、魂だけが体から離れました。そしてその瞬間、私は、逢いたい人と一緒に海辺に居ました。そして再び、私の魂は私の肉体に戻って来たのです。

 

その後、目を覚ましたのですが、自分の居る場所を自分の部屋だと認識することができませんでした。例えるなら、部屋全体がしつらえたドラマのセットのようで、部屋に置いてある物を見ても、自分の持ち物だという感覚が無くなっていたのです。とりあえず近くにあった携帯を手にしてみましたが、携帯が一体何であるのかを理解できず、まるでドラマの小道具のような、借り物のような感じが拭えませんでした。

 

私は少し焦りを感じ、「ここはいつもの世界で自分の部屋に居るのだ」と自分に言い聞かせ、息子の部屋で物が落ちる音を聞き、「私はここに息子と住んでいるのだ」と徐々に現実感を取り戻し始めました。

 

現実世界に戻りつつはあるものの、時間と空間の感覚がほぼ無くなっており、部屋に置いてあるPCやら暖房やら色々な物を見て、一つずつ、いつ、どこで買ったのかを考えました。そのようにして、時間と空間の感覚を取り戻さねばなりませんでした。

 

その後、自分に肉体があることに気づき、そして違和感を感じ、体がちゃんと動くのかどうか心配になりました。まず、人差し指を動かそう、中指を動かそうと、手の指を一本ずつ動かしていくうちに、思うようにコントロールができるのだとわかり、安心しました。

 

完全に現実世界に戻って来るまでに、約二時間を要しました。肉体的な眠りは浅かったものの、芯から眠れたという感覚、もっと的確に表すと、魂が休息を取れたというような、今まで味わったことのないスッキリ感を覚え、私の睡眠障害が治ったのです。

 

この体験を、幽体離脱と呼ぶのか、パラレルワールドへの旅と呼ぶのかわかりませんが、私の魂が違う次元に居たことだけは、確信が持てます。私たちが「現実」と呼んでいるこの世界は、限りなく存在する次元のうちの一つなのではないか、と強く感じ、この現実世界では、時間と空間、肉体や物質と共存していかねばならないというルールに基づいているのだと、まるで地球に降り立った宇宙人のように、客観的にこの世界を捉えました。

 

人は死ぬと無になると考えている方も多いかと思いますが、私は今回の経験で、肉体と魂は別物であると体感できたため、人は死後、別の次元で生きるのだろうな、と感じるようになりました。死ぬことは消えることでは無く、次元を移動することだと思えたことにより、死が今までよりも怖くなくなり、また、亡き両親が別の次元で仲良く暮らしているということがメッセージのように降りて来て、涙が止まりませんでした。

 

時空を超えて魂が飛び回る訳にはいかない、この制約だらけの現実世界の住人として、難易度の高いゲームにチャレンジする感覚で、私に与えられた、というより、私が選んだ使命を果たしていこう、と新たな決意でスタートを切ったばかりです。

 

marie

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