ヒトノココロ研究所

誰かに助けてもらいたい時

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私はご相談に乗る立場ですが、カウンセラーである前に、人間なもので、どうしようもなく辛くなったり、「誰か助けて!」という気持ちになる時があります。そのような、他人に助けてもらいたい時の一つの解決法として、「人を助ける」ことが挙げられます。

 

人間は、自分の存在を他人に投影して自己認識していることが多々あります。他人の中に自分を見出しているのです。

 

簡単に説明するほうが難しいのですが、例えば、自分を鏡に映すと自分の姿が見えます。そのように、他人というのは、自分の外見では無く、内面を映し出してくれる鏡のようなイメージです。鏡が無いと、自分の笑顔を見ることはできませんが、自分の心を映してくれる、他人という鏡が存在するおかげで、自分の心の笑顔を感じることができるという訳です。そのため、「他人を助ける」ことは、自分の心の笑顔を映し出してくれる大切な存在を助けることであり、それが、自分の笑顔や幸せに繋がるという結果を生みます。

 

難しい説明は置いておいて、単純に、他人が幸せだったら、私も嬉しいのです。他人の幸せは、私の幸せなのです。もはや、自他のボーダーラインを感じない時さえあります。

 

そのため、私は、「助けてもらいたい」時こそ、「人を助ける」ことを忘れないようにしています。苦しい時ほど、何故かご相談が多く入ったりしますが、「こちらこそ助けてくれてありがとう」という感謝の気持ちでご相談に乗らせていただいています。

 

強迫性障害の方でも、完治せずとも人を助けられるであろう方をたくさん見てきました。私は、強迫を抱えつつ、いや、強迫だからこそ、強迫の方のお気持ちがわかり、お力になることができている訳ですから、私のような活動をなさる方が増えてくださるといいな、と願っています。

 

marie

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