ヒトノココロ研究所

ポジティブって何?

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よく、「ポジティブになろう」とか「プラス思考が大切」などと言われますが、それらの言葉を私は、応援してくれているのだな、と私なりに捉えています。

 

実際、ポジティブとネガティブ、プラス思考とマイナス思考のボーダーラインとは一体何なのでしょうか?例えば、悩み抜いたからこそ、次のステップに進めることがあります。この、悩んでいる状態とは、ネガティブなのでしょうか?それとも先に進めるきっかけとなったため、ポジティブなのでしょうか?

 

これは、皆さんそれぞれの捉え方があるかと思います。私はですが、人の感情を2種類に分けるという発想がありません。私は人間の、深く複雑な感情というものに、非常に興味があるのですが、一番手近な観察材料は自分です。苦しい時は、もちろん辛いですが、苦しんでいる自分をよく観察し、分析します。そしてその苦しんだ経験により、より他人の気持ちに寄り添える人間になろうと、自分の糧にしていきます。そのため、18年間に渡る強迫性障害に対しても、良い経験ができたと感謝しています。強迫性障害になったおかげで、強迫特有の感覚を知り、それによって人の役に立つことができているのですから。

 

要は、辛い経験を無駄にするか糧にするかにより、その経験の意義が変わってくるように思います。「災い転じて福となす」「雨降って地固まる」「怪我の功名」というようなことわざも多いように、物事はプラスとマイナスに分けがたいものです。

 

発明家のトーマス・エジソンの、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ」という言葉にはとても共感できます。出来事をどのように捉えるかによって、その出来事の意味合いが変わってきます。

 

なぜなら、物事に価値を与えているのは、私たち自身なのですから。

 

marie

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